2015年3月5日木曜日

座敷童子リアルver

製作物日記。

件の座敷童子さんですが、公式絵では元々デフォルメみたいな見た目で
グッズ化されるときもデフォルメ状態なんですよね。
でも、鬼灯に関しては25cmのフィギュアが出ていますし
小さい状態で隣に置いても面白みがないのかな(可愛さは余りまくってますけど)と
思い、出来ることならフィギュアを作ってみたいと思いました。

材料としてはまあ、エポキシパテやらスカルピーやら、
造形用の素材が色々売っているんですけど
家には生憎、油土(油粘土の少し固い部類)しかなかったのです。

しかし、そもそも人体を作ったことはありません。
絵も幼稚園児かよ、くらいの画力である私が本当に立体物を
作ることが出来るのか?金棒の製作は行いましたが
金棒に関しては生き物ではないですし、布のようにフワフワしていないので
簡単と言えば簡単なのです。手間はかかりますが。

物は試し、これで形にならなければフィギュアだなんだというのはやめよう。
と思いながらコネコネすること多分8時間程度。
こういう形になりました。


意外とできる。絵も描いていないので完全にイメージ上の比率で作ってます。



座敷童子は2体いるので、こちらは右に立っていただいて袖口を掴んでいる
ような格好に。まあ、左側の子はまだ不在なんですが
もし思い切るなら本体部分は1つでも良いかもしれません。
全く同じように2体作るほうが難しいです。




全長15.5cm。重心が不安定な上、こんなに作るつもりでなかったので体の芯(骨)
が針金一本なんです。足では自立しないので、急遽太めの針金で
本体を固定しています。

髪の毛はこれ以上細く出来ないです。油粘土の限界に近い。
極寒の地でなら多少硬くなるのかもしれませんが。

捨てる気になればこのままの素材で型を取る事もできる、のかもしれない。
どう型を取るんだ?という疑問は残る帯飾り。
しかし、一応人体も形に出来ることがわかりました。


作りたいですねえ、座敷童子。


【補足】
材料:
針金、油粘土(写真はレオン油土) 2000円程度。

工程:
ハリガネで骨と関節の位置を決める。
粘土を盛って素体(裸体の状態)を作る。
服を着せるように粘土を盛る。
飾りを気合でくっつける。


恐らく複製するなら分割して型を取らねばならないでしょうね
着物のしたが全く見えなくて良いならそのままいける気もしますが。

どうなんでしょう。奥が深くて解りません。



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